SSブログ

1月7日の観劇 [宝塚]

1483834126384.jpg1483834139678.jpg1483834145858.jpg



改めまして、明けましておめでとうございます。

今年のブログも、ほぼほぼサッカーと宝塚の二本立てで行きたいと思っとります・・ふふふ[るんるん]

歳の始めは宝塚観劇からでございますね。
年始のお花も華やかに「やっぱり、いいなあ!宝塚」としみじみ思いました。

それでは感想などつらつらと。

「チョン、パッ」で始まる雪華抄。
久しぶりの日本物のショーは椿で始まり桜で終わる・・・って事で
春夏秋冬を題材に、民謡ありストーリー性のある場面ありで、私はこういうショーが見たかった。
大変楽しゅうございました。
みえこ先生は椿のお着物も趣深く、シンプルな舞台がかえって情感がこぼれるようで
まだまだ宝塚の日本物には無くてはならない存在だなと思いました。
節子が前回観た時は、なにやら「天女」設定で頭にいろいろ被り物があったりお召し物も唐衣風でしたが、
みえこ先生はこういうシンプルな舞台の方が素敵だと思います。

民謡が良かったですね~~~!大好きなんですよ。
男役の力強さ、女役の粋さ。
宝塚ならではの群舞の美しさを堪能できました。
「貝殻節」が妙に元気でびっくりしましたが・・・
私の知ってる「貝殻節」は、吉永小百合様主演のNHKドラマで哀愁が漂っていたもんでな。
ゆきちゃんのプロローグの踊りがとてもなよやかで素敵だなと思い、
中国物とか似合いそう・・・と思っていたら次の場面で織姫になって出てきたので我ながら驚きました。
原田先生と趣味が合うのかしら?(笑)

お芝居の「金色の砂漠」も面白かったです。
明日海さんも花乃さんも、あんなに感情をぶつけ合うお芝居がお上手だとは。
正直、驚きでした。
ストーリーも最後のどんでん返しに持っていくまでの流れが無理がなくて
気が付いたら、お芝居が終わっていた・・・という感じでした。
最後のギィが「復讐だ、復讐だ」と叫びまくってるのですが、
劇場で観ていた時は「何に対しての復讐なのか、ちょっとわかりづらいかも?」と思っていたのですが、
今こうして思い出すと、それは観ているお客さんの切り口次第で何に対しての復讐なのかが変わってくるような気がしてきました。
観客にゆだねる遊びの部分とでも言うのかな?
もしそこまで考えて作っているとしたら、上田くーみん恐るべし!です。

ききちゃんとべーちゃんのカップル。
二人の心情にも自然についていく事が出来ました。
ジャーとビルマーヤの性格ならこういう流れでこういう結末になる、納得できるなあ。
たそのゴラーズ王子の素敵な事。
ゴラーズ王子、何気に美味しい役でした。

カレーのテオドロスは、この人が一番常識人だと思う。
短絡的に物事を考えずに大局で判断できる、上司にしたいならこんな人(笑)
タルハーミネに膝枕をしてもらう為に、それまで使っていたクッションをパッと払いのけるしぐさがツボでした・・へへへ。
後はお唄を頑張って貰いましょう。

私、実は花組は余り観てないので生徒さんには疎いのですが
ちなつ様がワイルドで貫録があって素敵でしたわ。
力で地位を築き上げた王。血の匂いもプンプンする。
でも、そんな生き方に後悔してない。
ゆきちゃんがこれまたしっとりと大人の良い女でね~~。
アムダリヤの部屋を訪れたジャハンギールが、無言でアムダリヤを押し倒す場面は
暗転になりながらの短い場面でしたが、エロさ満開!!!
昔々、たーこさんのサヨナラ公演「はばたけ、黄金の翼」で、たーこさんヴィットリオがいっちゃんクラリーチェを押し倒した時以来のエロさでした。
クラリーチェは年端も行かない乙女だったけど、アムダリヤも王妃とは言え子供の為に自分の身を犠牲にした哀しい身の上。
あー、それなのにそれなのに・・・愛と憎しみは裏表。
最後はジャハンギールを追って塔から身を投げてしまうとは。
でも、なんとなくわかる気もする。
ジャハンギールはアムダリヤに対する愛だけは本物だったんだな。
アムダリヤもその愛には抗えなかったという事でしょうか?

・・・な~~んて事が脳内変換できる、素晴らしい脚本でした。

以上、久々にもう一回観劇したい作品でした。
花組の皆さん、有難う!




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。