8月27日 [宝塚]
花組の千秋楽ライブ中継にいってきた。
「邪馬台国の風」は・・・やはり脚本は、私にとって謎だらけ。
マナがタケヒコに何度かいう台詞「遠い昔に出逢って・・・」
マナとタケヒコが宿命の人である、って事を言いたかったのかもしれないけど
わざわざ台詞に盛り込んでくるのに何の場面もないのはいかがなものか?
例えばホリゾントで他の生徒に「過去のマナ」や「過去のタケヒコ」をやらせるとかね。
マナとタケヒコが寝所で簡単に抱き合ってしまうのも、あっさりし過ぎだし。
てか、そもそも「女王、卑弥呼様」になったマナに対するタケヒコの恋情はもっと葛藤があっていいのでは?
このお芝居での、マナとタケヒコは「宿命」と「運命」の間で揺らぎ、
それでも自分の道を見つけ、相手を尊重しつつ気遣いつつ、自分の道を歩き出す・・・
所に主人公達のドラマがあると思うんだけどな・・・
その辺の書き方が雑で、ガッカリ感が襲ってくる。
後、とても不快だったのが「オノコを寝所に引き入れた~~~♪」のコーラス。
清く正しく美しいタカラヅカで、あんな台詞を歌にして、何小節も歌う必要があったのか?
ワイドショーの不倫ネタを何度も絶叫する芸能レポーターみたい。
そして、こんなにつまらない脚本なのに、なんと楽曲の素晴らしかった事。
主題歌「はるか高い空から」も素敵だったし、
クコチヒコが歌う狗奴国の歌も力強くて好き。
一番のお気に入りは、フルドリがイサカの事を想って歌う歌。
フルドリの切ない恋心を書いた詩と、しみじみと心に染み入るメロディーがとても素晴らしい。
ショーは、ライブ中継ならではの楽しみ方。
衣装の細かい部分を見るとか、
(今回2階観劇だったので)一階の客席下りの様子が楽しそうとか、
アップになった時のちょっとした表情とか・・・
ライブ中継大好き!・・・である(笑)
どこの組でも、その組を長く支えた上級生が卒業するのは寂しさがひとしおである。
イブさん、ライさん、お幸せに!
以上
追伸
楽しみにしていたブックマーク、私が買いにいけてない間にどんどん売り切れてしまった
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